バトナージ(その32)

ヤライ「駄目だ……。絶望の2文字しか浮かばん……」
ミライ「し、しっかりして! ヤライ兄さん!
    ホラ! なみのりピカチュウあげるから!」
ユウキ「何かもう虫の息ですね」
ヨウジ「そりゃそうだろ。頭がおかしくなって死ぬなんて言われりゃ……」
ユウキ「兄さん、そしてゴーゴー4のためにも、
    早期の解決が望まれているということですか。これは気合を入れて取り組まないと……」
ヨウジ「ネットだと、どんくらいで情報が集まんだ?」
ユウキ「まだ事件が公になっていないので口コミには期待できそうにありませんね」
ミライ「かといって事件が起きたことが広まるのを待ってたらヤライ兄さんが――」
ユウキ「そこなんですよ。
    ですから、過去に似たような事件が無かったかを調べる別方向からのアプローチが――
    ん……? これは……。

    ――ふぅ……。またですか。懲りませんねぇ……」
ヨウジ「あん? どした?」

689:短パン小僧の名無しが勝負を仕掛けてきた!
ポケモンレンジャーとかクソゲー過ぎて話しになんねーよw
せいぜい配布ポケモンのためにプレイするくらいだなw

ヨウジ「あッ……! またここか!」
ユウキ「ええ。相変わらずポケモンレンジャーに対する誹謗中傷が多いですね」
ヨウジ「んっとに、この匿名掲示板にゃロクなヤツがいねーな!
    前もバンドをバカにしやがったしよ!」
ミライ「抑えて、ヨウジ兄さん。
    わたしだって悔しいけど、こんな書き込みをいちいち相手にしてたらキリがな――」

690:短パン小僧の名無しが勝負を仕掛けてきた!
とくに悪役4人組の女がウザいな。テラスイーツ(笑)

ミライ「な、なんですってェッ!?
    どーせこんな掲示板に書き込んでるの、ニートかフリーターでしょ!
    ふざけんじゃないわよ!」
ユウキ「ミ、ミライ! 落ち着きなさい! そんなに乱暴に扱ったらパソコンが壊れます!」
ヨウジ「よっしゃ! ここでひとこと、ガツンと言ってやらァ!」

ヤライ「……俺が完全に蚊帳の外……」
2009/01/15(木)